付箋紙が消えてしまうのは、他のプログラムの不正な処理による場合、あるいはWindowsが異常終了した場合などです。この場合は、以下の手順で復旧可能です。

1. 付箋紙２１をいったん終了する。
2. データフォルダ（HUSENDATAフォルダ）をどこか別のところにコピーする。
3. 付箋紙２１を再度起動する。
4. 付箋紙を１枚新規作成する。
5. 付箋紙エディタが開くので、エディタのファイルメニューから「ＨＤＴファイルを開く」を選択する。
6. ファイルを開くダイアログで先ほどコピーしたフォルダあるいはその中のサブフォルダにある拡張子ＨＤＴファイルを開く。
7. 復旧したい付箋紙の内容が読み込まれたら付箋紙を更新する。
8. ＨＤＴファイルの数だけ４～７の手順を繰り返す。

なお、ＨＤＴファイルは、ワード等でも開けます。

MicrosoftのOutlookやOutlookExpressなどのメールデータを、クリップボード経由で付箋紙に貼り付けると，そのような 症状が発生することがあります。これは，Outlookのメールデータのインデントが，Microsoftのリッチテキストエディットコントロールの仕様 にないためだと思われます。（もしくはあわないため？）

付箋紙95 Ver5以降，付箋紙98，付箋紙2000は，システムのDLLであるRICHED32.DLLおよびRICHED20.DLLを利用しているため，この部分については対応するすべがありません。

なお、このような症状が発生した場合は以下の手順で復旧させてください。

1. 念のためデータフォルダのバックアップを取る。
2. 付箋紙を一つずつ編集画面にして、どの付箋紙が問題となっているか特定する。（つまり、Outlook等のデータを貼り付けたものかどうかを確認する。）
3. 付箋紙を特定したらはがして、付箋紙プログラムを一旦終了する。